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毎年、
7月になるとひのきやの梁(ヤナ)が完成します。

ヤナの規模は、全長21メートル、幅10メートルの大梁と呼ばれるものです。
熟練した梁職人の手により完成するのです。

初夏から秋までこの那珂川に掛けられた梁と河川敷でいただく鮎をお楽しみ下さい。


完成間近のヤナ

上がってくる鮎を捕まえる 捕まえたら桶に…
梁漁は遠く中国を発祥の地とし、日本の河川には弥生時代に伝えられたと言われています。
ひのきやの梁は杉の丸太や竹を使い、昔ながらの方法では準備期間を含めると6ヶ月近くをかけて作られます。

梁の基礎となる石を入れるための、3メートル四方ほどの大きな竹籠を編むことから始まり、川面にそって竹竿を組み川床を作っていく作業、梁と岸を結ぶ橋を架ける作業、すべてが梁師の手によって進められていきます。
梁作りには図面や設計図といったものがありません。梁師が今までに培ってきた経験と勘によって、すべてが作られていきます。

そのため、年によって梁の形や設置する位置も微妙に違っています。川床の高さや角度、梁の広がり加減など、ちょっとした計算ミスがその漁獲量に大きく影響してしまう大変な仕事です。
だからこそ、梁の床で踊る若鮎の姿を見たとき、梁師には、格別の想いがあるのです。

 昔ながらの梁漁のもつ野趣、都会ではなかなか味わう事のできない自然の味覚。ひのきやは清流、那珂川が与えてくれるこれらの「恵み」を、このままの形で次世代に受け継ぐために、いつまでも大切に、私たちの手でこの烏山町を守っていかなくてはと考えています。 

 

 
   

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