簗とは、川の流れを一部せき止めて流れを一ヶ所に集中させる事で急流を生み、流れの速さに負けて簾に流れ落ちた魚を捕る漁法です。那珂川の鮎漁は6月〜10月一杯までで、その間のみ簗を設置します。

(注)簗敷設許可及び天候の都合により、簗完成は7月中旬〜8月になります

(注2)簗で獲れた魚は、簗に設置される「いけす箱」に入れていただきます。お買い上げの際は、店頭にてお申し付けください。

簗に上がる魚
 獲れる魚として代表的な鮎やうなぎなどの他に、鯉・ナマズなども掛かります。秋には鮭・カワガニなども簗にあがります。その他、鮒・鱒・桜鱒・山女・かじか・ぎばち・にごい・おいかわ・かわむつ・などが捕れますが、味・漁獲量の都合でお客様にはお出ししておりません。

増水時
 普段の漁獲量は多くありませんが、大雨や台風の場合は普段よりも流れが早いため、漁獲量が増えます。
その中でもうなぎがが特別で、増水でもしない限りなかなか捕れません。
 増水時は危険が伴いますが、魚をとるには好条件になります。鮎釣りとは逆の条件です。

落ち鮎
鮎が産卵の時期になると、一度で大量に鮎が落ちてきます。これをこちらでは”落ち鮎”と呼んでいます。夏に比べ脂は落ちてしまいますが、卵や白子を持つので、違った食感と香りがあります。
また、この時期は鮎が大量にとれる場合があるので、鮎もお手頃な価格になります。逆に落ち鮎の時期がずれてしまい、鮎が捕れない場合は価格が上がってしまいます。
通年では9月下旬から10月が落ち鮎の時期になります。




簗のできるまで

橋造り
簗は川の中腹に作るため、簗場に行くために橋を造ります。 簗場を作る前に前もって作っておきます。
整備
簗を作る前に川の流れをある程度止めて工事をします
川をせき止める
かごの中に石を入れて川の流れを せき止めます両側をせき止めて簗場に流れを集中させます。
簗場を作る
基礎になる杭を打ち込みその上に簗場を作ります。
簗場に竹を張る
半年間保たせるには 丈夫な竹を選ばないと禁漁前に壊れてしまう 重要な作業。
桟橋を取り付ける
人の往来がここでやっと可能になる 増水時はこの真下まで水がきて簗が沈んでしまう事もある
水流の調整
この作業が簗の価値を 決める重要な作業
(制作途中)